吉原の風俗的特徴と地域の特色
その名を知らない者がいないほどの有名な歓楽街で、その有名ぶりは幾多の映画に起用されるほどです。ここ吉原は江戸時代に江戸郊外に作られた、公許の遊女屋が集まる遊廓でした。
元々吉原遊郭は、日本橋人形町にありましたが、江戸時代初期に庄司甚右衛門が幕府に遊郭の設置を陳情、1617年に許可を得て始めたのが吉原の始まりです。遊女には花魁(おいらん)・新造・禿(かむろ)などの身分があり、店によっては茶屋を通さないと上がれない大店もありました。
ちなみに風俗ガイドブックの発祥は吉原です。「吉原細見(よしわらさいけん)」というもので、遊郭内で販売されていました。
また写真指名も1903年に吉原で「写真見世」が始まったのが発祥のようです。
映画などで、柵の向こうに遊女達が座っているシーンを観たことがあると思いますが、アレも今で言う所の写真指名なのでしょう。さすが風俗の聖地ですね。何事も一歩先を進んでいます。
吉原ソープランド街に現存している風俗情報喫茶も、吉原遊郭の引手茶屋が始まりのようです。昔の吉原遊郭では引手茶屋が、客を妓楼へ案内する役目を担っていて、遊女と遊ぶには、引手茶屋を通さないといけないシステムになっていました。喫茶という呼び名も、茶屋から来ているのでしょう。
現在では情報喫茶を通さないでも利用できるし、むしろ情報喫茶の利用者はあまり多くないと思われます。客がついてない女性のことを「お茶を引く」という風俗・ソープランド業界内の隠語も、これが由来なのかもしれません。
明治以降吉原は徐々に縮小していく中で、明治44年に映画でも有名な吉原炎上で全焼、大正12年関東大震災で全焼、昭和20年には東京大空襲で全焼と、不運の連続でした。そして昭和31年売春防止法が成立。昭和32年(1957年)に法が施行され、昭和33年(1958年)吉原遊郭は消滅しました。1618年に元吉原で営業を開始してから、吉原遊郭は340年の歴史に幕を閉じるのでした。
遊郭は廃止されても、トルコ風呂(ソープランド)として形を変えて、現在でも約140件のソープランド風俗店が営業しており、日本一のソープランド風俗街として高級店から大衆店まで幅広く健在しています。
吉原遊郭時代の名残はほとんど残っていないものの、江戸一通り等の通りの名前、吉原大門跡、見返り柳等が当時を忍ばせています。見返り柳とは遊び帰りの客が、後ろ髪を引かれる思いで振り返ったことからこの名がつきました。
一時は吉原は文字通り火の消えたような風俗街になってしまい、景気の低迷でかつての賑わいには影をひそめ、更には自宅にも来てくれるリーズナブルなデリヘルが主流になって来ていますが、一部の常連さんやソープファンの中では永遠のソープランドの聖地としてあり続けています。
聖地とは言えど、昔の遊郭のように一見さんをお断るするようなことはないので、「ビンビンウェブ」で検索して気になるお店を見つけて是非、一度は行ってみて下さい。
また吉原大門の側には、天麩羅屋「土手の伊勢屋」と桜鍋「中江」が有名なグルメ店であります。
両店とも創業100年以上の歴史を誇り、関東大震災後に建てられた建物は、登録有形文化財に指定されているほどなんです。その古風な建物だけでも一見の価値があります。
土手の伊勢屋はテレビでも紹介されたことがあるらしく、行列が出来るほどの人気店です。味付けは江戸風の濃い目で、ボリュームもたっぷり。運が悪いと売り切れの場合もあるので要注意!
もう1件の中江は、桜鍋・馬肉専門店です。かつて吉原遊郭周辺には、桜鍋・馬肉専門店が沢山ありました。馬肉を出すお店の別称は「蹴飛ばし屋」といって、馬肉を食べて精をつけて、蹴飛ばされるように吉原に駆け込んでいくというのが、「蹴飛ばし屋」の由来のようです。
そんなに精がつくのなら遊びに行く前の腹ごしらえで立ち寄ってみるのもお勧めです。
さて、そんな吉原ソープランド街へ行くには一番最寄の駅は都営地下鉄日比谷線「三ノ輪駅」になり、徒歩で約10分かかります。
ほとんどの場合、周辺主要駅(上野駅・日暮里駅・鶯谷駅・入谷駅・三ノ輪駅等)から、お店の車で送迎してもらうか、自家用車で行く形になります。
吉原ソープランド街は、コインパーキングも多いし、ソープランド店に無料駐車場がある場合も多いので、自家用車で行くのもとても便利な環境です。周辺駅からタクシーに乗る手段も方法としてあります。
料金もそれほどかからないし、「よしわら」と一言告げれば、ほとんどのタクシーは分かってくれます。またバスでも池袋駅から都営バスで吉原大門まで行くことが出来ますよ。1時間に3~4本出ているので、こちらも意外と便利です。
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